ワーク・ライフ・バランスという言葉やその内容についての認知度は2~3割程度。あまり認知度の高い言葉ではないようです。実際にこの言葉が用いられるようになったのは、アメリカでも近年になってからだそうです。しかし、仕事と家族生活の両立とか、仕事と家庭の間で生じる役割葛藤の問題と考えると昔からある話で、夫婦げんかや飲み会の愚痴のネタになってそうですよね。この言葉のもつイメージで私が勝手に共感しているのは「多様性」「寛容」「柔軟性」といったものです。みなが多様なライフスタイルを認め合うイメージです。男性が育児をしてもいいし、女性がバリバリ働いてみんなを引っ張ってもいいと思いますが、今の社会は少し窮屈なのでは・・・。

参考文献:ワークライフバランス実証と政策提言 山口一男著、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現に 影響を与える生活環境に関する意識調査」について H24年 内閣府