システム概要
システムの主な機能は、シフト勤務体制の職場を対象とした「月の勤怠シフト」と「年間の有給休暇(以下「年休」)取得計画」の作成です。利用する各施設・団体専用にカスタマイズしたプログラムの開発を行い、そのシステムを利用し勤怠計画を作成・提示を行います。当方の行っている事業は通常イメージされるような「勤怠シフトを作成するソフトウェアの販売」ではなく、「勤怠計画自体の提供」という形態になります。勤務シフト作成の外部委託をイメージされるとわかりやすいと思います。
システム概要動画
デモ動画
システム機能
月の勤務シフト作成
勤務シフト作成者は、職種・部署・役職・技術習熟度等の人員配置に必要な要素、また職員の希望休日、出張・勉強会等の日程・時間要素を考慮し、日々の職場の運営に必要な様々な状況(以下「制約」)を統合して月の勤務シフトを作成しています。これらの制約を勤務シフト作成者とヒアリングを行うことで各職場特有の制約を合致するよう数値化しシステムに組み込みます。システム完成後の現場での運用は、非常にシンプルなものとなります。職員の希望休日や出張等の勤務予定を示していただければ、当方で勤務シフトを自動作成し提示できます。
年間の年休取得計画提示
各職員が消化できる年休をプログラムに設定することで、年休消化の計画的管理が可能となります。年休取得計画は、職場の人員配置に必要な要素を考慮して作成され、各職員の勤務予定追加・変更に従い随時更新されます。月の勤務シフト管理と提示される年休取得計画連携することで、職員の年休消化は目標通りに達成されます。(「年次有給休暇管理と勤務表作成の連携方法」特許第5877475号)。このシステムの利用は、厚生労働省の推進する「年次有給休暇の計画的付与」に対しての具体的な方策になると考えられます。
※個人情報に関しては、氏名を記号・数値化しデータ処理することで匿名性を保証します。
システム導入の利点
労働環境改善
本システムの導入により各職員は年休を各自の目標に合わせ、現場への負担が少ないまま、消化することが可能となります。「休暇の取りやすさ」は労働者が企業に最も求めている条件の一つとされ、働きやすい職場としての満足度改善、労働者の健康改善、離職率低下が期待できます。
管理者の負担軽減
勤務シフトを作成する管理者の時間的、また精神的な負担を軽減できます。勤務シフトの作成は管理者にとって最も負担のかかる業務の一つです。勤務シフトの作成は外部に委託することで、管理者は他の管理業務に時間を割くことが可能となります。
生産性向上
勤務シフトに関しては、人員配置に偏りのない質の高い勤務形態を作り出すことが可能となり、職場の生産性・サービスの向上に貢献することが期待できます。
次のようなケースでお困りの場合は、当システム導入をお勧めします。
(ケース1)
○○病院の看護師部門のシフト勤務作成担当の場合
- リーダー業務が可能な人員と、複数主任のうちの一人には毎日必ず出勤してほしい
- ベテランの出勤を特定の日に固まらないように振り分けたい
- 年休の希望が年度末に集中すると業務がまわらない
- 年休の消化率なんて計算している暇はない
- 勤務表作成を手作業で行うため、時間がかかる
- 苦労して作成した勤務表なのに、不満の声がきかれる
(ケース2)
○○株式会社の場合
- 有休がとれないと若手からの不満の声がちらほらきこえる
- 入社3年目までの離職率が高く、新人教育への負担が大きい
- 欠員補充の為の広告費を削減したい
システム導入の流れ
受付→訪問→要件確認→開発→運用の流れとなります。各職場に合わせた設定をしていくため開発にはおおよそ1~3カ月の時間がかかります。導入・運用は完全にサポートいたします。